苦手意識とどう付き合うか!?-Part2-

前回、苦手と感じる時、「感情から思考へ転換」「どれを選択する事が得か」
を考える様に持っていくのがベスト!と書きましたね。

では、どういう風に感情から思考へ切り替えるのか... これが問題なのです。

先ず、人はこの世に生まれてから、親や他人、環境から色々な影響を受け、
元々の性格に加え、「考え方の癖」というものが出来上がってくると思います。

「考え方の癖」が、どうしてもネガティブに傾いてしまう人は、苦手意識が強く出て

ストレスや生き辛さを感じてしまうと思います。
そんな方は、毎回、何か感情が湧いてくる度に、その感情をよくよく観察してみる事をお勧めします。
「感情を観察」っておかしいですかね? でも私は「観察」なのです。
ちょっと俯瞰で自分の感情を見るんです。
一般的には「感情を味わう」という方が分かりやすいのでしょうか。

例えば私の場合、以前、金融系のお仕事をしていた時に、ちょっと特殊で絶対絶対ミスができない業務があったのですが、

日々持ち回りで、その業務の担当の日は本当に嫌で嫌で体調も悪くなるくらいでした。
今考えると過敏性腸症候群みたいな感じでした。
この時はまだ心理学や潜在意識についてほとんど知らない時でした。
そうしてこの業務をやる度にホントにこの仕事苦手だなぁ~って思っていたのです。

「苦手」というワードがこの業務にくっついてしまい、苦手意識が確立されてしまいました。

でも、日々、この苦手意識と向き合うのがしんどくなってきて、なんとかならないかなぁ~と思っていた時に、別の出来事がきっかけで潜在意識というものがどんなものかを知り、苦手意識を変えてみようと思ったのです。
まずやったのが、朝起きら、仕事の事は考えない様に務めました。

「今日お仕事終わったら好きな韓流ドラマ、何見よう~🎵」とか、電車の中でも未来の妄想ばりして、駅から会社までの

道のりは歩きながら深い深呼吸をして、「全然問題ない、大丈夫!」って自分に言葉をかけていました。

しばらくはこんな事で何がかわるかなぁ。とちょっと思っていましたが、すこしずつですが、

仕事をしている時になぜか心のゆとりを感じる様になり、これを朝のルーティーンにしてみたのです。

すると、仕事もなんだか思うように廻りだしてきたので、あれ?なんかいつもと違う…って思うようになってきました。
すると、あんなに苦手で嫌で嫌で仕方がなかった業務が、苦手という感情がほぼなくなっていったのです。

この、体験の中で私がやった事は3つです。

①.朝起きて直ぐに気分が上がる事を考える。
②.苦手なことをやる場面が目の前に来るまでその事は考えない。
もし考えてしまい、嫌だなという感情が出てきたら、
「なるようにしかならない」
「も死ぬ訳じゃない」

「まっいっか」
という言葉を唱える
③.苦手なことをする前に深い深呼吸を3回以上する。

(私は歩きながらでしたが、トイレの個室が良いと思います。)

①は潜在意識について勉強するようになって知ったのですが、
朝起き掛けは、まだ顕在意識が働いていない状態なので、その時に感じた事は潜在意識に入りやすいそうです。
なので、好きな事を考えてワクワクする事が大切なんです。

②は色々と考えすぎると逆引き寄せを起こしてしまうんです。
嫌だ、苦手だ。と考えれば考えるほどに嫌な事を引き寄せているんです。
苦手意識がなくなるまではその事はあまり意識しない方がいいのです。

③は深呼吸ってヨガや瞑想でよくやりますよね。
心理療法の技法のひとつでもあるんです。
苦手な事に向き合う時はどうしても緊張してしまいますので、腹式呼吸で心身の緊張を解すと気分も変わります。

血流も良くなるので脳の働きも良くなります。

と、これは私の例なので全ての方が同じようにやって変われる。という事ではありませんが、

自分の内側に意識を向ける事から始めて、苦手意識を無くす事まで出来ないにしても、少しでもあれ?

と感じられたらそこからはきっととても速い流れで変わっていけるはずです。
苦手意識が強い方は、自分に問いかけるところから始めてみてると良いかもしれませんね。

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